カナダでワーキングホリデービザやCo-opビザ、ワークパミットで滞在ていた方はタックスリターンを申請する必要があります。私はすでにカナダから帰国をしていますが、日本から2024年度分のタックスリターンを申請するのでその手順について紹介したいと思います!
タックスリターンとは?
日本でいう確定申告のこと。
カナダでは雇用主ではなく個人が所得を申告することで、1月から12月の1年間に支払った税金について、支払いすぎていた方は返金、支払いが足りていない方は追加で納税をする必要があります。
仕事をしていなかった方でも学生(語学学校の学生は除く)の方は学費を支払っているので、タックスリターンをすることで払いすぎている税金が返金されるため、申請することをおすすめします。
対象となる学校はこちらから確認してみてください!
申請のための準備
必要書類の準備
①T2202A(学費)
対象となるの学校に通っている方は学校からT2202Aを発行してもらう必要があります。
私の通っていた学校では1月中旬ごろにリンクがメールで届き、それに必要情報を入力することでT2202Aを作成してくれます。
学校によって方法は異なると思いますのでご不明な方はお問い合わせしてみてください。
②T4(源泉徴収)
T4と呼ばれる年間の収入が記載された書類が雇用主から送られてく来ます。1月から2月に発行されますが雇用主によって異なるので不安な場合は職場で聞いてみてください。
③SIN(social insurance number)
カナダで働く際に必要な番号です。雇用されている方は記載の必要がございますので番号が分かるものを準備してください。働いておらず、学費のみでタックスリターンを行う方は必須ではありません。
申請方法
書類の準備ができたら実際に申請しましょう!と言いたいところですが、自分でやることはお勧めしません。
自分でやることでもらえる額よりも少ない金額になってしまったり誤った申請内容になったりすることがありますので代行サービスを利用することをおすすめします。
私は自分の通っていた学校の先生からおすすめされたAccufileを利用しています。
申請内容によって異なりますが通常、$25でタックスリターンを代行してくれるのでとても良心的です。昨年利用しましたが、問い合わせた際のメールの返信も早くとても安心でした。
個人の方は真ん中のPersonal Tax Returnから申請してください!
申請ができたらAccufile担当者の方からメールが来るのでそれを待つだけです!
日本語で申請がしたいという方はこちらもぜひ参考にしてみてください。
日本からの申請もできる?
日本から申請するためには、帰国前にカナダ政府が運営しているCRAのアカウントを作成し、口座を指定する必要があります。
タックスリターンでお金を受け取る方法は、小切手での受け取りか口座へ送金してもらうかの2パターンあります。
カナダから帰国前にCRAアカウントで住所を日本に変更し、郵送してもらうこともできますが日本に海外の小切手を扱っている銀行が少ない、手数料がかかりタックスリターンで受け取ったお金をほとんど受け取ることができないという事態が発生してしまいます。
そこで事前に住所変更を行うだけでなく、口座の指定をする必要もあります。
私は帰国時にカナダの口座を閉じずに日本から閉じることにしたためカナダの口座をCRAに登録しています。
そして、タックスリターンが無事に終わったらカナダの口座に入っている残額をWise口座に移行し、口座を閉じる予定です。
まとめ
カナダから日本に帰国後にタックスリターンの対応をする必要がある方は多くいると思います。事前にCRAアカウントを準備し、住所変更や口座登録などを行う必要があるため帰国前から余裕を持って準備を進めることをおすすめします。
ここまでお読みいただきありがとうございました!